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2007年3月25日 (日)

イッヒ 堆肥!

生命調和研究所は、環境や社会と調和しつつ自立した生き方を模索し、様々な問題に首をつっこみます。その中で、ゴミの問題は、身近で真っ先に取り組むことができる問題です。まずは、生ゴミから堆肥を作り、その堆肥から野菜を育てることを目指し、取り組みました。

ただ、こんなことは誰でもやっています。私が目指したのは「マンションのベランダで簡単堆肥作り」です。1戸立てなら、近所とも多少距離がありますし、土地もありますから、どんなやり方でも堆肥はできます。

マンション等、集合住宅ではそうはいきません。匂いが出ないよう、虫が湧かないよう細心の注意が必要です。近年は、家電メーカーより、生ゴミ処理器が出てきますが、本来、地球環境のために、生ゴミ処理しようとしているのに、電力を使って生ゴミ処理するのは本末転倒な気がしますし、そもそも、たかがゴミ処理に、コストをかけたくはないのです。

安価・簡便で、匂いや虫が湧かない、堆肥作りの方法を目指して、ミミズコンポストなど、一昨年より試行錯誤してきましたが、ようやく、これは、というレベルに達しましたので、ご紹介します。名前は「木箱ローテーション法」とでもしておきましょうか。

Taihi2まず、準備です。ホームセンターで、木箱を購入します。また木箱に合う木の蓋を準備します。ホームセンターで木箱に合わせて板を切ってもらうとよいでしょう。木箱と蓋のセットは、複数用意します。ウチは、残飯が出ない(!)家庭なので、最低の2セットにしました。それから、バケツに土とスコップを準備します。これらセットの理由は、後ほど。

Taihi1_1Taihi7スタートは、箱に生ゴミを入れるだけ。生ゴミはなるべく水を切ったほうがよいように思いますが、水を切るために新聞紙を使ったりはしていません。うちは新聞とってないし、紙は紙でリサイクルしたいだけですからね。

Taihi3さて、ポイント1:バケツの土の意義。生ゴミの表面を、スコップで乾燥したバケツの土で”コーティング”します。これにより、A.匂いを抑えることができる、B.虫、特にハエの産卵を抑えることができる、C.余分な水分を吸ってくれる。なども効果があると思います。特に、夏場は、A.やB.は問題となります。もちろん、完全には抑えてはくれませんが、特に問題となるレベルにはならないことが確認できました。ハエではない虫が増えますが、そうひどいとも思いません。それでもいやなら、”コーティング”の土の量を増やすとよさそうです。逆に、冬場は、匂いも虫も出ません。一方、水分の蒸発は遅いので、土の使用量を減らしたり(使わなくてもOKの場合も多いです)、木の蓋を開けて水分の蒸発速度を上げたりします。

ポイント2:とにかく混ぜること。堆肥作りをしていると、土は”生き物”であることをまざまざと実感します。匂いを出さず、よい堆肥を作るには、よくかき混ぜ、堆肥に酸素をよく通し、好気性菌を活性化させる必要があると思います。そのためには、全体をよ~くかき混ぜてください。また、よく匂いを嗅いで、変な匂いのする箇所(おそらく嫌気性菌が増えている箇所)は、スコップでちょっと穴を掘り、空気がより通りやすくします。表面に土を”コーティング”しておけばよりOKでしょう。

Taihi4Taihi5木箱、木の蓋というのも、虫や匂いを防ぎつつ、土に酸素を通し、水分を蒸発させるのに役立っていると思います。子供のころ、カブトムシの幼虫を、プラスチックの箱と木箱にわけて育てていましたが、プラスチック箱のほうは、全滅でした。どうも、水分の管理がうまくいかず、病気が蔓延したように思えました。その体験にもとづき、木箱、木の蓋にしてみました。ネットで調べると、世の中には、ダンボール箱でやってらっしゃる方もいるようですが、ダンボールはじきに腐るのではないかなと心配です。おそらく、生ゴミを入れる際、かなり水分を切らなくてはならないと思われます。その手間を省略するためにも、木箱、木の蓋がベターじゃないかなと思います。また、発酵が進むと、菌の呼吸により、水蒸気がでます。蓋の裏がどのくらいぬれているかで、発酵がうまく進んでいるかもモニターできるという利点もあるように思います。

Taihi6ポイント3:木箱をローテーションさせること。1つの箱に生ゴミを入れ続けると、いつかはいっぱいになります。かき混ぜができないほどいっぱいに詰め込んではいけません。かき混ぜることができる限界に達すると、その箱に生ゴミを入れるのはやめ、”熟成”モードにうつします。新たな生ゴミは、もうひとつの木箱にいれます。もちろん、熟成中も、こまめに混ぜ、匂いを嗅ぎ、酸素供給や虫の湧き方に注意します。必要とあらば、土の”コーティング”も施します。

木箱セットの数は、堆肥の熟成速度と、ご家庭の生ゴミ量によります。生ゴミが1箱にたまる速度が堆肥の熟成速度を上回るようでしたら、木箱セットを増やす必要があるでしょう。我が家は、夏場も冬場も2セットで十分なようです。

”熟成”モード中に、堆肥をかき混ぜるのは、楽しみです。何が土になりやすくて、何がなりにくいのか、はっきりわかります。強いのは、ジャガイモの皮や大根の茎の根元など。逆に、果物系(もちろん種は別)は土に還るのもはやいです。当たり前といえば当たり前ですが、理屈に合っていて、生き物って土に還り方にまで、ある種の合理性があるのだなあと感心します。生ゴミの形がなくなり、茶色の団子になり、それがだんだんとホクホクしたいい匂いの土になっていく様は、命のおおもとを目の当たりにするような気がして、小さな感動を覚えます。それを見るのが楽しくて「今日もかき混ぜよう!」という意欲も湧いてきます。

”マンションのベランダで堆肥作り!”を目指した、安価・手間いらずの「木箱ローテーション法」。是非ともお試しあれ!!

2006年7月29日 (土)

小さな発電関連

ゼファー株式会社:小型風力発電です

eaml engineering:小型水力発電です

株式会社イズミ:これも水力発電です

省エネドットコム:太陽光発電です

2006年7月24日 (月)

ワーキング・プア

「ワーキング・プア」というNHKスペシャルを見た。よい社会とは、努力が報われる社会だと思うが、働いても報われないことがレポートされるのだから、現在の日本社会は、よい社会ではないのだろう。本、生命調和研究所の大きな目標の一つは、個人が自立して生きていく方法を模索すること。社会や国のあり方も問題だが、それをあてにすることはできない。今、考える方法を模索する方向は2つである。1つは、衣食住、特に食をどう得るのか。理想は、ベランダで自給自足だ。もう1つは、より具体的だが、その人固有の知識や経験を、社会で価値のあるもの、もっとはっきり言うと、直接お金を払ってもらえる形態にどう変えるかである。ブログはそのカギとなる手段の1つかもしれない。(07/23/06)

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